2013年7月31日水曜日

たとえばこの日々を乗り越えて、私はまたもう一度日々を思い出せるようになるだろうか。飲み込まれていくだけでない、強かな自分がその先まで存在していると信じられるだろうか。人生の長さがわからない。一度も降りたことのない駅で、私は電車を待っている。
ここがどこだったかも知らない。まだこの場所がどこなのかも知らない。眠っていた?夢をみていた?ただ水面は凪いでいる。私はどこへも行けない。
こんなふうにして、言葉を書いていられるだけ、私はとても元気なのだ、ということだけは、確認できる。ただ、夢の中にいて。ここがどこかも知らないまま。

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