2/25 花小金井まで

花小金井まで歩いた。よそみをして、キョロキョロしながら、50分くらい。気がかりなことは時折頭をかすめながら、私の奥の方へ沈み込んでいくように優しくなる。

少し寒い。途中で休んでしまっては辿りつけないような気がして、くるくると足を進める。廃墟のようになった家屋や空き店舗がある。ふいに昔からあったのだろう美容室や床屋さんがあらわれる。メゾンやコーポとついた、昭和仕立ての、アパートとマンションの間のような集合住宅をいくつも通り過ぎる。どこにも、人が生活しているとほのかに感じる。花小金井の駅前、SEIYUがあって、ここは、車できたことがある。そこの通りの商店街で、長いことあるのだろう文房具屋さんと本屋さんが並んでいる。本屋に立ち寄った。小さいが、何か偏りを感じる品揃えだった。気分よく、ふたたび歩きはじめる。次は、少し休む場所を探して。おいしいものをたべる。お腹は空いていないから、少しだけ。何がなくても、コーヒーがあれば、ほっとできるだろう。

パスタのカフェに入った。ケーキとコーヒー。ケーキ、ダークベリータルトにしたが、あまりおいしくなかった。ベリーの酸味もなく。残念。

こうして座って、ノートに鉛筆を走らせている。

この音は少し、安らかにさせてくれる。何も書きつけることなどなくても、文字を書くために走らせる鉛筆の音をききたい、そういうときはある。

そして今は、書くことがあって幸せだ。

歩いて帰ろう、今、18:15 。

2/21メモ

2/21　メモ

考えごとをして、いつもどこかへ行方をゆだねたまま歩いた。結局気付けないことはいくらもあって、この世界に生かされ、甘やかされている。私はすぐに飽きてしまって、目をあちらこちらへと動かす。語ることなど、本当はないはずだ。この世の悲しみなど負えないはずだ。いつの間にか強欲な誰かが、私を外へ追いやって、それをみろという。

夕暮れの鉄塔が何をか言わんやだ。

私たちは想像以上に生きている。

今日はいつもはしないことをした。

小さな庚申塔にしゃがみこんでお参りをした。

少しだけ、そこで祈る誰かに、自分を重ねてみたかったのだろう。歩くことで何をみつけるだろう。何もないことはないが、あるいは特筆すべきことがないということは、知っておかなければならない。そして、特筆すべきことはないあの景色たちが、不意に心に触れてくるのだと知っておかなければならない。

私たちは痕跡をみる。私は痕跡を探している。

いや、世界のほとんどは痕跡であるから、みてしまうのだ。

痕跡から時間を知る。動いていた時を知る。

今朝慌てて出かけていったあなたの痕跡が、家の前の鉢植えに手を掛けるあなたの痕跡が、家族のためにふとんを干したあなたの痕跡が、そこで誰かのために祈った多くの人の痕跡が....

あるいは、地球の痕跡

そして消えていったたくさんの時間。

「この世の悲しみ」

なぜあまりに甘やかなの。

甘やかなことなどどこにもないのに、甘やかなふりをしている。

世界は優しい。あたりまえのように、生み、殺す優しさ。

甘やかではない。

それでも世界は私を甘やかす。私は甘やかされている。

束の間

間

＊＊＊

触りすぎていてまとまっていない。

甘やかという表現があるのか知らない。

以上

2/12

2/12（日）

午前中、たえちゃんにメールする。返信ないが、駅にいく予定があったので、お昼も食べようとでかける。

今日は貧乏くさくマックに行ってやろうと思う。マックはいろんな人がいたけれど、やはりほかの場所と違って子どもが多いと感じる。女の子三人組が二組いて、小学生の高学年かなという感じ。一組は雑誌に出てきそうな格好でおどろく。もう一組はずっとDSをやっていておどろく。

食べている途中でたえちゃんから電話。となりの駅にいると言う。「わたしきょうひまだったんだけどー」ってしゃべりだしでウケた。それで、カラオケ行くことに。

こういう感じで会えるのがいい。近くに住んでて、仲良くて、良かったなーって思う。

それからミスドでお茶して帰った。また来週か再来週あたり飲みに行こうって言って。

たえちゃんとは誘う誘われるのバランスがとても良いと思っている。どちらかがどちらかを一方的に誘うとかたくさん誘うような関係は、少しずつ途切れていってしまうような感じがする。でもそんなことを気にしなくても自然と思ったときに誘いあっているところが、ほんとうにここちよくある。

とかな。

2/9-11

2/9（木）　午後歯医者、吉祥寺へマトリョーシカをみにいく。

マトリョーシカ、なかなかよかった。買おうかなって思った。買わなかったけど。

昨年度にとってた授業で、マトリョーシカをつくってる子がいて、実物みせてもらったことがあった。それがなかなかよかったのと、彼女自身もけっこうおもしろくて好きだったのもあって、マトリョーシカと聞いてふと思い出し、マトリョーシカをつくる人たちの世界はどんなことになってるのかと気になってみにいった。と思う。

作家ひとりひとりのプロフィールがおもしろかった。プロフィールっておもしろい。

はじめてマトリョーシカつくったひととかもいて、意外とはじめての作品がよかったりした。

それから、吉祥寺をふらふらして、ハーモニカ横丁の横丁ギャラリーをのぞいてから下の和菓子屋さんで豆大福を買った。どこかでパフェでもたべようかなと思いながら、ワンコインショップで調子にのってシュシュとカバンを買った。

結局そのまま帰宅して、母と豆大福を食べた。

2/10（金）　母に誘われて東村山にいく。

税務署に用事。そのあと草門去来荘で昼懐石。

美内すずえ、池田理代子、萩尾望都などの話をする。

福祉のボランティアの問題について話すなど。

田無で買物につきあい、お茶、なおきちにいく。

２ヶ月ほど前にいちど行ったきりだったけど顔覚えられていてびっくり。

奇妙礼太郎というなまえをこのごろちらほらきくな、と思って、そんな話をマスターとする。かなり懇意にしているみたい。東京にくるときはなおきちをベースみたいにしているとか。

５月に田無神社とコール田無とそのあと流しというライブ企画をしているとのこと。

なかちゃんからも奇妙礼太郎トラベルスイング楽団とか教えてもらう。

東大の演習林での映像など、なかなかいい企画と思う。

石田徹也の画集があったのでみていたから、その話しも少しした。いま、須藤元気がやっているダンスユニットが表現しようとしているものと石田さんの表現しているものが近いのではないか、と話していた。須藤元気のダンスはまだあんまりみたことないから、わからないけど、須藤元気自身にまぁそういうとこ感じるっちゃ感じるわな。大学の時の体育の先生が須藤元気とかキッドとか教えてた(?)ひとだったから、そのことをふっと思い出した。よくギター持ってきて歌ってた。

マスターが石田徹也をセレクションしてるっていうのは、なるほどなぁ、なるほどなぁ、と思った。よくわからないけど。

2/11（土）　東久留米の図書館に返し忘れていた本を返しにいく。土曜日と思っていたら祝日で、お店とかいろいろやってなかった。

最初フレンチのカフェ行こうと思ったら、お休みで、仕方なく隠れ家的蕎麦屋にいった。

夫婦が多かった。天ぷらとかの量もそういうふうにできてるから、ひとりだとうーんだけど、おいしかった。ご主人はおじいちゃんで、奥さんと近所の主婦なのか、そういう感じのひとたちが働いていた。おじいちゃんがお見送りしてくれるのがいい。「この先行き止まり」と書かれた路地の先にあるが、人が来る店。

それからパルコで買物、というかぶらぶらする。バレンタインが近いということで、浮かれた子どもがちょろちょろしていた。両親と一緒に手作りチョコスイーツのものを探したり、友達と一緒にラッピンググッズを買ったり。そんなので百金混みあってた。

夕飯の買物などをして、帰った。洗濯物をたたんで、（最近たたんでいない洗濯物がたまってきてるな、と思ったら花粉の季節っぽい。）たたみながらヨエコをきく。

疲れたので、横になったら、22時くらいまで寝てしまった。父は飲み会と聞いていたのに、かえっていて、一人で夕飯つくって食べてた。私はまた寝た。

ものすごく具合が悪い感じがした。内臓が冷えて、寒くて。猫がうるさいのでふとんに入れてやって、コンタクトレンズをとって、眠った。

四時、コーヒーを飲んで、落ち着いて、ぼんやりしていたが、知らぬ間に犬が部屋においておいたチョコを食ってた。。心配になったけどどうやら大丈夫そう。すぐこういうのみつけていけない。

いま、ミルクにお砂糖入れて飲んでる。

べつに不安でもないけど、安心したい。

ねむいです。

ね

む

い

・

・

・

だらだら記録

ここ数日のことを少し。

論文が終わって、ひとだんらくして、それからのことを。

1/19（木）　マッティーナでプレワミーティング、久しぶりに。

めずらしく鳥さんが遅れて、私は15分前に駅に着いた。

編み物を持っていっていたので、ブラジルで待ちながら、編んでいた。

鳥さんが着いて、マッティーナへ。人と会ったり、話したりするのは久しぶりで変な感じがした。

編み物したりパン食べたりしていた。

1/20（金）　疲れてお休み

1/21（土）　公園、雨。大森の予定を変更、東中野へいく。困難を感じる。

何かにできるといい。いつもよい情報集めと交換はできているつもりだけど...

少し気なっていることもある。

帰ってきてシチューを作れとの指令によりシチューを作ったようだ。半自動で料理ができる。

なんでも、だんだん半自動になっていくんだろう。

1/22（日）　疲れてお休み。

1/23（月）　朝、歯医者。それから八王子のハロワへ行く。

八王子はわりと価格帯の高い百貨店とかあって、いわゆる郊外といってもなんか違うなと思った。アフタヌーンティーでランチをしたが、池袋とは些か異なる客層でおもしろかった。

それから学校に行って、証明書などをとり、さらにもういっこの大学の方にも行って証明書をもらった。途中で雨が降って、結構濡れた。飯田橋の工事は去年よりも進んでいた。

リブロでやたら本を買い込む。

1/24（火）　疲れてお休み。買った本を読むなど。

1/25（水）　本を返しに駅へ行く。駅でお茶をし、母と話す。

1/26（木）　モリモと神楽坂茶寮でお茶。おもしろかった。

女の子四人で温泉旅行とかうらやましぃ。私にはそういう付き合いないんだよなー

ハロワトークするなど。

1/27（金）　お休み。いろいろあり、傷ついて寝たり。つらいときはなんでも、寝た方がよい。

就活していたときに、つらかったのは、通らないからじゃないんだとわかった。一般的に、「自分を否定されたような気持ちになるからだめになっちゃうひとがいる」などというが、そんなの意味わからんし、そうじゃないと思っていた。なにがつらいかって、世の中はまっすぐになんてできていなくて、納得のいかないようなことが行われていて、それはひとを貶めたりするようなことであったりするわけで、そんなの潔癖だっていわれても、納得いかないことはいかなくて、ぜったいに違うと思う。お金は必要だけど、真っ当でないことをするのは嫌だし、そこまで追い詰められているわけでもない。

就活が辛いのは、そういうことを知ってしまうからだ。そしてたぶん、いまはそれを、知ろうとしていた。

1/28（土）　レイクタウンに行く。もうだめだ、という気持ちになる。

買物もした。セールだった。

1/29（日）　疲れて休み。ほぼ一日中寝ていた。

1/30（月）　AAF関連のメール飛び交う。プロフィールを書いた。

某Sのづかさんから明日のことの連絡なく、どうすんだーと思った。

1/31（火）　朝、電話で話して今日はなしになる。しかし、まぁ彼女も悪くない状況らしかったのでなにより。まだまだ先は思いやられるが...。見守っときます。

それで、某K氏とICCに行く。展示はまぁなーって感じ。裏からぷりぷりさん出てきたのはよかったけど。見せ方がいまいちだった。

常設の方もみながら、てくのろじぃってかわいいんだけどぜんぜんぐっとこねぇなと思った。

かわいいんだけどなぁ...

K氏とお茶して帰った。楽しかった。帰り、話しかけたのを聞いていない瞬間があって、とてもよかった。

そのあったけどなくなった時間が空間にとけていくのが好きなんだと知った。それは完全に私だけの愉しみであって。

岸井さんが以前のミーティングのときに「聞こえてないのは良くないですよね」と言ったのがずっとひっかかっていたけど、こういうことだと思う。良くなくないのだ。

「待ってる時間みたいになっていた」と鳥の子がそのとき言ったけど、それは三人目がいたから起きたことで、二人なら待ってる時間でもない。待っていながら待っていないような。

黙殺はだめですよ。

2/1（水）　歯医者にいって、ふらついたあげくファーストキッチンに行って本を読んだりした。となりがスーツの女の子で会計か簿記かしらないけどそういう勉強をしていた。向かい側の親子は二人でずっと漫画を読んでいた。やるなー

2/2（木）　ミーティングの予定だったが、なんやかんやで予定ががたがたに。それで結局お休みする。夕方からバイト。おもしろかった。だいぶ休んでいたけどまだ慣れはそのままになっていた。

2/3（金）　朝、明日の美容院とまつげエクステの予約をする。夕方、バイト。

2/4（土）　朝、上野でせいらにカメラを渡す。すこしアメ横などをふらついて、戻り、池袋でリブロに行き、漫画を買い込む。それから美容院のために保谷へ行って、珈琲館でランチ、美容院へ行く。前髪をつくる。わわわ。それから大泉のネイルサロンに行って、まつげエクステをする。すごい。駅のドトールで漫画を読んで、帰った。

2/5（日）　オカダと遊ぶ。山岡さんのパフォーマンスを最初と最後だけみることができた。

銀座のラデュレにいってアフタヌーンティーをする。あまうまでした。オカダおもろかた。。「新宿」「お金使う」の二要素、マズい気がしる。。オカダは「橘花にはわたしのおとこ版みたいなのがいいと思う」と言った友達のひとり。デートするとこの関係の仕方について考える。オカダ、ツイッタやってないけど私のツイートみてくれているみたい。生存確認されてます。それで、私がRTした某K氏のツイートの話になってウケた。

それから、急ぎ足で親戚のお通夜へ。家族で車。祖母も一緒。姉の家に行って、着替えして、向かう。叔父家族にも会う。叔母が髪が長くいことに対してロマンチックといった。なるほどそういうふうにとる人もいるのか、と思う。祖母が相変わらず身軽で元気ですごかった。

2/6（月）　疲れてお休み、一日中寝ていた。

2/7（火）　ずっと会いたいと思っていた、Y沢さんに会う。よく考えると、こうして向かい合わせに話すのは初めてだなと思った。朝早くて、初めて女性専用車両というのに乗った。おもしろかった。

上野に行って、普段見ないような展示をみて、こんなに人が来ているのかとびびった。草書かわいかった。あと細くてきっちりしている字もかわいかった。

余白ネットワークの企画のこととかを話したりしていろいろ考えた。どうしようかなぁ。。

なんかむかつくじゃないですかー、あれはなんかムリ、とか言ってたら笑われたー。ほかにもいろいろおかしなことを言ったようです。

あんな笑ってるの初めてみたです。

2/8（水）　お休み。例によって疲れてやたら寝てた。

大島弓子の「つるばらつるばら」を読んで、いいなぁと思って、なんかもう少し考えることがありそう。だけどいまはポーの一族読んでる。私はこの歳になるまで、花の○年組とかいうの知らなかったから、そのころの少女漫画ってほとんど読んだことがない。日出処の天子くらいか。それでも母はポーの一族とか知っていて、そういう少女漫画を読まないわけではないんだと知った。母から話を聞くのはぐーぐーがんもとか、まことちゃんとか、ギャグばっかりだったからな。なぜうちにそういう漫画がないかときくと、転居しているうちに捨ててきているからだそうだ。うちには昔からある親の所有物というのがあまりないように思う。それでも物で溢れかえっている。

ただ、いまこの歳になってこんなすてきなものに出会えるなんてすごくうれしくて、たぶん似たような可能性はまだまだあるんだな、って思ったらすごくうれしかった。

PS３の二ノ国をやっている。いろいろな蓄積を感じる。そして、すごく真面目な人が作ったというように感じた。真面目すぎて少しつまらないように。でも、それぞれのとってきた要素を高いクオリティで組んであるので、すごいなぁとおもうし、楽しめる。

母親がやれというのでやりはじめて、親にゲームやらされるってなんだろか、と思った。

この辺で。